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さてもさても。
各地でＰ陣営同士のつばぜり合いが始まって久しく、そんな状況下においてＣＯＭ袁紹の討伐すら儘ならぬ尉遅陣営。頼みの綱のトキオ陣営も、他陣営の猛攻に逼迫し始める。
放漫経営・カンピュータ采配の尉遅陣営、果たして明日はどっちだ！
尉遅『いやはや困ったわぃ』
王威『どうなさいましたか。トキオ陣営の援軍を断ったのは、殿の勘違いだったのでしょう？』
田豊『そうです。使者が来るのは援軍コマンドを入力すべき日の前日です』
周瑜『まぁ出向いたものの、完敗したんですがね。私が。』
尉遅『しれっとよく言うてくれるわ、周瑜よ。貴公は先の袁紹との一戦でも完敗したであろ？』
周瑜『一生の不覚です』
尉遅『一生のナントカにしてはえらく口調が軽いの』
周瑜『かの漢祖・劉邦は項羽に負け続け、最後の一戦で大逆転を果たしたと言います』
尉遅『孟獲大王は、七回囚われ七回放されて最後には屈服したではないか』
周瑜『それは今よりもっと後のお話です』
尉遅『貴公も口が減らんのぉ』
周瑜『そうでなくば、軍師なんて稼業は務まりません。殿。』
尉遅『そらそうじゃな』
田豊『して、何をそんなに弱られておるのです？』
尉遅『携帯買い換えたら、画面メモ全部無くなってしもうた…』
田豊・周瑜・王威『だから言わんこっちゃない!!』
尉遅『三人でそんなに声を揃えんでも良かろうに。ダチョウ倶楽部と間違うわい』
田豊『ですから「記録はマメにｕｐした方が宜しいかと」と申し上げました』
尉遅『後の祭りじゃ。英訳するとアフターカーニバルじゃな』
周瑜『…で、どうするおつもりですか』
尉遅『記憶を辿っていくしかあるまいのぉ…』
満寵『殿、城下の酒場で意気投合した曹仁殿と鍾ヨウ殿をお連れ致しました』
曹仁・鍾ヨウ『殿に忠誠を誓います』
尉遅『おぉ。なんとざっくばらんな経緯じゃ。歓迎しようぞ』
〜執務室にて〜
田豊『財務基盤の形成に尽力しました。経済力は群を抜いて諸国１位です』
尉遅『ご苦労であったな。郷里に戻って孝行するとよい。まこと、感謝の言葉も無い』
田豊『そう言って下さいますな、殿。何だかんだ申しましてもお別れが辛う御座います』
尉遅『貴公のお陰で、我が軍はあと１０年戦える』
田豊『壺は届けませんぞ』
尉遅『はっはっは。そなたも言うようになった』
田豊『お名残り惜しいですが…殿、最後に我が策をば』
尉遅『申してみよ』
田豊『ははっ。資金は今後毎年1000近くある税収で賄えます。兵相場が上がるのは、潤沢な資金を持つ我が殿には逆に好都合です』
尉遅『ふむふむ』
田豊『マスクデータですが、商業が上がると富豪寄進による資産増も見込めるはずです。すでに我が陣営は３度の寄進を受けております。今後は鍾ヨウ殿の【談話】を用いて商人友好度を上げ、アイテム取得に尽力なされませ』
尉遅『解った。最後まで気を揉ませてすまんの』
田豊『では、これにて』
(田豊、拱手して執務室を出る)
尉遅『行ったか。寂しくなるのぉ…』
満寵『殿、ご歓談中恐れ入ります』
尉遅『そのセリフは田豊の役目じゃったのぉ…』
満寵『ジャンヌ軍が河東・河内の境を越えて、我が領地に侵入しております』
尉遅『小癪なッ！蹴散らせぃ！ 周瑜！公孫！ やぁーっておしまい！』
公孫サン・周瑜『アラホラサッサー!!』
《尉遅領・河東 迎撃戦 晴》
【尉遅陣営】
将軍：公孫サン
武力：８４
兵数：５０→２２
兵科：騎兵
特技：突撃→発動
戦闘力：９４８７【ジャンヌ陣営】
将軍：劉磐
武力：７９
兵数：５０→０
兵科：歩兵
戦闘力：５４５７⇒尉遅陣営の勝利！
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《尉遅領・河内 迎撃戦 雨》
【尉遅陣営】
将軍：周瑜
武力：７２
兵数：５０→１１
兵科：騎兵
特技：火攻→発揮せず
戦闘力：９５８９【ジャンヌ陣営】
将軍：董卓
武力：８３
兵数：５０→０
兵科：弓兵【紗紀斗陣営援軍】
将軍：程イク
武力：５６
兵数：３０→８
兵科：矛兵合計戦闘力：７５９０
⇒尉遅陣営の勝利！
現在の勢力図
O B /|/| B-B-H-H-H / | | / M-O-O--B-F-F | | | | /| J-J-P-P-C-C-L | | /|/| /| J-J-P P-P-+ | | |/| | P-P-L-L-L B:袁紹 C:陶謙 F:孫堅 H:のんの J:龍姿鏡 L:紗紀斗 M:トキオ O:尉遅皇 P:ジャンヌ
〜軍議室にて〜
曹仁『お味方の大勝利にございます』
王威『では、ここで尉遅皇得意のクロスカウンター炸裂ですかな？』
尉遅『まだまだ。敵将を見るに本気侵攻では到底ない。もう一撃おびき寄せての、トリプルクロスじゃて』
王威『敵陣にチョムチョム*1の使い手が…』
尉遅『おるわけなかろう、そんなモン。曹仁・公孫の二名は徴兵に当たり、他国に富国強兵の何たるやを見せつけてやれぃ！』
曹仁・公孫サン『各々６０万の徴兵に成功し、兵が２９０万まで増えました』
尉遅『何か単位がインフレ気味じゃの。』
鍾ヨウ『商人と米の仕入れを行いました。引き続き、来春以降に売りを入れて商人との交渉頻度を上げます』
尉遅『欽ちゃんじゃの*2』
陳羣・満寵・王威『学術を高め、臨時徴収、怠惰蔓延のスキルを得ました』
尉遅『ショボス*3じゃの。王威が絡むとロクな事にならん』
王威『ご冗談を』
尉遅『……まぁ良い。とにかく向こう３ターンは河東・河内・常山の３城を墨守する。１都市の陥落もあいならん!!!!!』
さてさて。
田豊が去るも周瑜・満寵・陳羣の三賢者に加えて謀士・鍾ヨウを得、外敵に阻まれながらも着実に軍備を整える尉遅陣営。
武力の不足を補い、天下の覇権を握るのはいつの日か。
尉遅陣営の明日はどっちだ！
続きは次回の講釈にて。
