浸蝕の環
さてもさても。
他勢力のプレイヤー陣営が順調に都市数を伸ばす中、3都市を必死に維持する尉遅陣営。
のらりくらりとかわすだけでは、残り日数もあとわずか。
尉遅陣営の明日はどっちだ!
〜執務室にて〜
満寵『他勢力の外交情報まで全て入手しました』
尉遅『よしよし。報告せよ』
O B /|/| B-B-H-H-H / | | / M-O-O-B-H-L | | | | /| J-P-P-C-P-C-L | | /|/| /| J-P-P P-P-+ | | |/| | P-P-L-L-L B:袁紹 C:陶謙 H:のんの(同盟@龍姿鏡) J:龍姿鏡(同盟@のんの) L:紗紀斗(同盟@ジャンヌ) M:トキオ(同盟@尉遅&ジャンヌ) O:尉遅皇(同盟@トキオ) P:ジャンヌ(同盟@紗紀斗&トキオ)
尉遅『なるほど。虫の息のトキオ陣営が生き残っているのはこういう理由か』
周瑜『南方の大国・ジャンヌ勢力と事を構える場合には注意が必要ですな』
尉遅『少なくとも、援軍は期待できんのぉ』
周瑜『寝首を掻かれるかも知れませんぞ』
尉遅『影武者を準備せよ』
王威『そういう問題ではございません』
尉遅『戯れてみただけじゃ』
王威『そうしょっちゅう戯れられては…』
尉遅『善処しよう。して陳羣は如何に考えるかね?』
陳羣『他勢力は【画策】の能力を生かしてスキルを大量生産しています。我が陣営も負けてはおれません』
尉遅『確かに。では陳羣に学府の整備を任せる。』
陳羣『学術値が410になりました』
尉遅『我が母校なみじゃの』
王威『(またすぐバレる見栄を…)』
鍾ヨウ『殿。商人と【談話】能力を使い2回ほど取引した所、道具商人が参りました』
尉遅『読み通りじゃの。というか単純な仕組みじゃな、この辺りは。』
鍾ヨウ『【青嚢書】と【治論】を購入しました』
尉遅『引き続き商人との親睦に励め。他国に長じる部分は既にアイテムだけになっておるのでな』
鍾ヨウ『御意』
王威『南方から陶謙軍の侵攻です。数は50万、約40ノットの速度で北北東に進んでいます!!』
尉遅『よし、ハープーンミサイルで迎撃!!我が艦隊はダウントリム45度で急速潜行…って ま た 王 威 か !』
王威『しかし報告内容だけはガチです』
尉遅『だから余計にタチが悪いわぃ。』
《尉遅領・河内 迎撃戦 晴》
【尉遅陣営】
将軍:周瑜
武力:72
兵数:50→15
兵科:騎兵
特技:火攻→発動
【トキオ陣営援軍】
将軍:張飛
武力:98
兵数:50→38
兵科:騎兵
特技:捕縛→発動せず
戦闘力:9959【陶謙陣営】
将軍:黄忠
武力:94
兵数:50→0
兵科:弓兵
戦闘力:7085⇒尉遅陣営の勝利!
〜軍議室にて〜
尉遅『ふぅむ。練度190台では火攻発動で9000台は軽かったんじゃが、今回は合算で9000台か』
周瑜『練度は重要ですな。「戦果は練度、手数は兵数」という事です』
尉遅『勝てる戦にも派兵出来んと後々辛いからのぉ。解った、今後は練度にも気を配ろう』
満寵『武闘派が曹仁殿・公孫サン殿・李通殿の3枚では少し難しいですなぁ』
尉遅『ふぅむ、確かにの。周瑜を入れて4枚じゃが、全てにおいて決め手に欠けるわい』
満寵『私めに策が二つあります』
ア-イ /|/| ウ-エ-オ-カ-キ / | | / ク-ケ-コ-サ-シ-ス | | | | /| セ-ソ-タ-チ-テ-ト-ナ | | /|/| /| ヌ-ネ-ハ ヒ-フ-+ | | |/| | ヘ-ホ-マ-ミ-ム ア:常山 イ:南皮 ウ:上党 エ:ギョ オ:平原 カ:臨シ キ:北海 ク:臨晋 ケ:河東 コ:河内 サ:濮陽 シ:泰山 ス:下ヒ セ:陳倉 ソ:長安 タ:弘農 チ:洛陽 テ:陳留 ト:小沛 ナ:寿春 ヌ:漢中 ネ:西城 ハ:宛 ヒ:許昌 フ:汝南 ヘ:新野 ホ:陽安 マ:江夏 ミ:夏口 ム:廬江
満寵『我が陣営の領土はア-ケ-コの3都市、対して袁紹陣営はイ-ウ-エ-サの4都市です』
尉遅『言われんでも、そうじゃな』
満寵『理想はサ→エ→イの順番に陥落せしめ、他国隣接の無いウ(上党)に封じ込めます』
尉遅『そして上党で攻め滅ぼし、武将を一気にかっさらうという事か』
満寵『慧眼です。イ(南皮)は、最悪のんの陣営に出し抜かれるかも知れませんが、上党の落とし時次第で大枠は変わりません』
尉遅『狙うは顔良(騎)と文醜(矛)じゃの』
満寵『君主の袁紹は如何…』
尉遅『特技の【富豪】が気に喰わんので斬首確定。富豪刑事なら話は別じゃがの。していま一つの策とは?』
満寵『はい。武系将兵が足りないと仰せですが、曹仁を重用してみては如何でしょうか』
尉遅『兵科が歩兵じゃろ?使えん気がするんじゃがの』
満寵『今までは迎撃戦がメインでしたので兵科を合わせて対応出来ましたが、侵攻戦はそうは行きません。相手方に適正兵科で迎撃されるよりは、
多少不利でも万能な歩兵を有効活用すべきです』
尉遅『良策であるな。解った、考慮しよう。』
満寵『恐悦至極に存じます』
尉遅『では先ず小手調べじゃ。李通!トキオ陣営援軍を恃み、濮陽を獲って参れ!!』
李通『お心のままに』
《袁紹領・濮陽 侵攻戦 晴》
【尉遅陣営】
将軍:李通
武力:84
兵数:50→26
兵科:弓兵
特技:乱射→発動
【トキオ陣営援軍】
将軍:軻比能
武力:69
兵数:30→23
兵科:矛兵
特技:襲撃→発動せず
戦闘力:7827【袁紹陣営】
将軍:文醜
武力:95
兵数:50→0
兵科:矛兵
特技:挟撃→発動せず
戦闘力:3801⇒尉遅陣営の勝利!
さてさて。
満寵が捏ねた二つの秘策を引っ提げ、ようやく袁紹駆逐に重い腰を上げた尉遅陣営。
南に迫るジャンヌ陣営をどう捌き、北東の雄・のんの陣営とどう相見えるのか。
はたまた駆逐されて野の人となるのか。
ナリ馬超で君主→将軍→副将→参謀→一般→在野、という華麗な成り下がりの再現はあるのか。
尉遅陣営の明日はどっちだ!
続きは次回の講釈にて。