ニュースを少々。

【住基ネット侵入実験担当米国人、総務省を提訴 】

国民総背番号制度に向けて着々と整備が進む中で、部外者の毛唐に一票を投じられるもの悲しきシステムの話。
国としては、大いに反発が予想された住基ネットにあたって北朝鮮やらイラクやら社会保険やら消費税率アップなどで何となく国民の目が逸れがちな今、怒濤のなし崩し攻撃&できちゃった導入という黄金パターンを踏襲しようとした所に思わぬ刺客の闖入、苦虫を噛み潰す…という光景なんですかね。
国としてはゴツい資金を投入しているんだから今更敷衍を再検討する事は予定してなく、寧ろ一気に定着を諮る勢いなんでしょうがシステム自体に不備があっては元も子もない。って言ってる間に、長期の視野は無くとも目先の事には敏感な日本国民。ここぞとばかりに視線が集まろう事は想像に難くない。しかもその親玉はナァナァが通じない毛唐ときたもんだからたまんねぇ。

因みに毎回思うんですが

総務省は「訴状を見ていないのでコメントは控えたい」としている。

という、被告サイドの紋切り型逃げ口上にはそろそろツッコミが入ってもいいんじゃ無かろうか、と思う次第。

元より今回物議を醸してるのは、問題提起したにもかかわらず上層部でテキトーに揉み消して無かった事にしてる部分に対してツッコミが入ってるワケで、少なくともそこの部分については事前に何がしか確固たる意図を持って「発表見送り」という判断を下したワケだから、最低限その意図を公にすべきなんじゃないのか。丸っとコメントを差し控えるって事は、その意図すら胡乱なんじゃないのかねぇ、とゲスの勘ぐり入れてしまいますよ。ワシなんぞは。

あれ、何か身近に起きた事件に似通ってる部分が多いなぁ(ニヤニヤ)。


今宵は此処まで