携帯詐欺の話

【携帯の個体番号悪用 個人情報特定装い料金を不当請求】

携帯からアクセスの方の為に一応本文引用。

「ご入会ありがとう。あなたの個体識別番号 DoCoMo/1.0/メーカー記号900i××× を登録させていただき、入会手続きが完了しました」
7月初め、若林区の40代の会社員男性が携帯電話サイトの広告をクリックしたら、画面にこの告知文が浮かび上がった。勝手に登録されたらしく、使ってもいないサイトの利用料を請求された。
個体識別番号といっても、電話会社と携帯電話のメーカー、機種が分かるだけで、個人は特定されない。しかし、男性は「個体識別」という言葉に惑わされ、電話番号や氏名まで知られたと誤信した。業者に電話すると勤め先の連絡先を聞かれ、恐喝まがいの請求を受けて、結局9万円を支払ってしまった。
(後略)

と。自分のサイトにアクセス解析を埋めている人には馴染みがあるかも知れない『Who is』とか『解析君』などのツールで抜ける情報でして、本文中にあるようにこれだけで特定個人に辿り着く事は不可能。個体識別番号っちゅうのは、携帯電話の電池を外した所に書いてあるコードであって、この個体を○○が所持しているという事を知ってるのは貴方と携帯会社しかいない。まぁどこかで晒してれば別ですが、好きこのんで自らフルチンになる馬鹿は居ないワケで通常は大丈夫。
しかしこの手の犯罪の新手法は後を絶たず。知らない事は罪ではない、と法の下の庇護を受けてはいるもののやっぱり一度支払ってしまうと不利になることが多い。不当契約でも契約は契約であるんで、ご注意頂きたい。