Foodcycle
近鉄バファローズの件については、日々にじり寄るように進捗はしているものの随時言及するにはちと内容不足。こまめに流れを追っていると大局を見失いそうな気もするので、ある程度日にちを空けて纏めてみようかと。しっかし、ライブドアの何でも欲しがるホリえもん君は糞だと思う今日この頃。
取り敢えず更新。
【同じマンションで強盗強姦「５０回以上待ち伏せた」】
金払って風俗行け、と。５０回以上待ち伏せる暇があればなんぞ出来るだろう。で、こういうのに苛つく原因としてはコレ。
＞逮捕されたのは埼玉県八潮市、コンピューター会社アルバイト、神作譲容疑者（三三）。
＞調べによると、神作容疑者は五月十九日午前二時ごろ、東京都足立区花畑の路上で、知り合いの男性（二七）に因縁をつけ、顔や足に殴るけるなどの暴行を加えたうえ、金属バットで脅迫。
＞車のトランクに押し込み、約四十分車を走らせた後、埼玉県三郷市内のスナックで「おれの女を知っているだろう。どこへやった」などとして約四時間監禁し、殴るけるの暴行を加え、男性に全治十日のけがを負わせた疑い。
＞容疑を認めており、調べに対し「ちょっとやりすぎた」と話している。(中略)＞女子高生コンクリート詰め殺人事件では、平成三年の東京高裁控訴審判決で主犯格の少年に懲役二十年などが言い渡され、四人の実刑が確定した。
＞神作容疑者はサブリーダー格として犯行に加わり、懲役五−十年の不定期刑が確定、服役した後、出所していた。
いずれにしてもマトモじゃぁありませんわな。で、まぁ人を殺しておいて２０年足らずで出てこれる今の法体系は言わずもがななんですが、やっぱりあぁいう突出した事をやっちゃう野郎は、更正とか矯正とかいう言葉とは無関係なんでしょう。
でまぁ、事件当時はワシもまだ高校生だったワケでそう詳しく内容を覚えてなかったもんですから、これも機会と思って『女子高生コンクリート詰め殺人事件』の事件のあらましを手繰ってみたワケですが…そりゃまぁ凄惨そのもの。日曜の夕方にネカフェで閲覧したんですがね、もうサザエさん見て『あぁ、明日からまた仕事かよ』って思い出すの何ぞ比べモンにならないくらいに鬱（まぁ比べる対象が違うっちゃぁ違う）。冗談抜きに精神的ブラクラなので、リンク貼ったりしません。興味がある人は自己責任でググって下さい。ゾロゾロ出てきます。
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人間には『魔が差す』という言葉もあるように、不意に理性のたががはじけ飛ぶ事ってのはさほど珍しい事では無いです。
理性、ってのはやはり幼少期にインプリンティングされた記憶の数々だとかトラウマだとかが微妙に混じり合って形成されるものなので、一概にこれが正解、などとは言えないシロモノなんですがそれでもその最大公約数の上に乗っかって今の日常が成り立ってる事実から鑑みても、それはさほど個人差が無いんでしょう。
ただし、希に生まれつきブレーキパッドが擦り切れた状態の人間が居る。
一応、ブレーキは掛けて見るものの、それほどの効果は得られずにガードレールにぶつかってみたり、それこそ人を撥ねたりしてしまうんですわ。まぁ言ってみれば、三菱製の自動車みたく、常に事故と隣り合わせの状態で走ってるワケです。危なっかしくて、近くには寄れませんわな。でまぁ車であれば廃車にすれば良いわけですが人間は廃人に出来ません(ある意味既に廃人という意見も)。
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人が人を裁くなどおこがましい、というのはワシの昔からの持論でして。これは、大学で法律を学んだ後も変わることなくワシの心の中に在ります。
ただ、規約を設けない限りは野放図に暮らしてしまうのが人間の習性でしてココが難しいところ。しかし、そういった規約を設けるにあたっても『遍く万民に適用出来るもの』を目指して規範は設けられる。ごく少数の『生粋の悪』に対抗すべく作られるモノではない。詰まるところ、『孟子』の唱える性善説から未だ脱却出来ずに居る制度なんだとワシは思います。で、こういう希に見る『巨悪』に出くわした時に、斯様にも法曹は無力なんです。結果的に犯罪者を世に放ったわけですからね。
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ならば、そういったnaturalbornkillerに対してどんな対処が出来得るかというと、我々はそんな法曹以上に無力なワケです。無垢の暴力に接した場合には泣き寝入りを余儀なくされ、不幸にも落命した場合には呪うことすら叶わない。ただひたすら、善意に対しても悪意に対しても身を屈めてガードを堅くして暮らすしかない。
ひょっとしたら、これは意地の悪い食物連鎖なんですかねぇ。最近解らなくなって来ましたよ、っと。。。
