バファローズはバファローズのまま
釣られるのが嫌で、一日間を空けての更新です。『パ・リーグのお荷物』と呼ばれた球団ではありますが、１ファンとしては被告人に舵取りして貰おうとは思わんです。
読売の老害がヘソを曲げてる辺りはあながち広告代わりに名乗り、ってワケでもなくてある程度の根回しには入っているのかも知れませんが、それでも『今、この時期に球団経営に関わらないといけない必然性』というのがワシの節穴の目には見えてきません。将来的に、という意味ではそれこそダイエーでもヤクルトでも広島でも経営の苦しい球団は他にもあるワケですから、そこへ正式に粉掛ければこんなにゴタゴタせんでも良かったんじゃないかと。
穿った見方をすると、ハナから結婚する気まんまんのオリックスと近鉄の出来レースに結婚詐欺かまされたされたＩＴ企業社長が、ダスティン・ホフマンよろしく結婚式場に花嫁を取り返しに乗り込んだ、って視点も無きにしもあらずですがこの会見内容を見る限りそれは無さそう。
【ライブドア堀江社長「球界全体を相手に戦う覚悟」】
まぁプロ野球界の経営企業の面子を眺めると、毎年球団買収の買い手として名前の挙がるサントリーの佐治氏を始め、それなりの地位を築いた企業経営者の社交サロンという言い方も出来るほどのお歴々ばかり。そこへ昨日今日に小金を蓄えた成り上がり者が土足でなんだ、という論調で排除されて居るんであればこれはイカンのでしょうが、ワシにはそうは見えない。そういえばこの社長、奥菜恵の旦那に対抗意識を燃やしてＴＶでさとう玉緒と公開お見合いしていた記憶があるんですが、今度は『楽天』のヴィッセル神戸買収に対抗して近鉄を──なんて考えてるんならばお門違いですよ、と。買収対象のキャリアと重みが違いますわ。昨日今日にプロ化した球蹴り集団と我らがバファローズをゴッチャにしてもらっちゃ困るわけですよ。
とまぁ大人数を巻き込んだラプソディーに終始しそうな今回の騒動ですが、ワシの反応としては“ＮＯ”であります。仕事柄、IT企業の営業担当者と話をする事が多いんですがヤツらの考え方はワシらビジネスマンのそれとは全く異質であると云う部分。外科医よろしく『悪い所は切っちゃえ』とか『緊急に黒字転換することは何においても正義である』っちゅうベクトルを持って球団経営を黒字転換、て言うならばもう全然無理。
＞連結売上高は１５年９月期で、１０８億２４００万円。連結での総資産は６８７億円とされる。
って言ってもＩＴ企業の資産って、どこまでが資産なのかよくわからん。電鉄本社のグウタラ経営に比べてどうか、っちゅうと何だか目糞鼻糞のような気がせんでもないですがね。ただ言えるのは電鉄の泥臭さがそのままチームカラーに反映されてて、そこが魅力の一つだった──っていうのも事実。ライブドア・バファローズにどこまでその味が出せるんでしょうやね。しかしこの社長がイーバンクとやり合ってる内容見てると、すんげぇくだらねぇ内容で訴訟とかして息巻いてんのね。オマエは幻○かと。(内輪ネタ)
中傷発言を録音してて、それを声紋鑑定掛けて…て何だよ。おもいっきり粘着電波ゆんゆん。銀行相手に不透明融資をあげつらってつついてるくらいだから、まぁハナから喧嘩腰なんでしょうな。イーバンクなんてそれで喰ってるようなモンだし今更なんなんだよ、って。
【近鉄梨田監督、買収案に「ありがたい」】
指揮官自ら…。
事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で（ｒｙ
