馬鹿は死ぬから治らない

【高2長女刺し、母親が自殺図る 大阪・守口】

こういう馬鹿親は結構どこにでもいるもんだな、と。>母親(38)
四十手前にもなって何やってんでしょうか。こういう下郎は嗤うに値する。
何がどうなったなんて、んな事ぁどうだって良いんですよ。
ただ自分の脳内演算処理の結果として他人の命を奪おう、っていう短絡的な考えに辿り着くという事自体が腹立たしい。と斯様に思うワケです。


んまぁ、敢えて『他人』という言葉を使用させて頂きましたが。実はワシ、コレを小学校の道徳教育の時間に言った事がある。何だったかの文章を読んで『家族と雖も、自分では無い“他の人”なので他人です』って感想文を提出したワケですが、火が点いたように職員室で怒鳴り散らされました。
怒鳴られている間はずっと、女教師はこれだからやんなっちゃうよなぁ。あぁくだらねぇ。なんで自分の意見述べて叱られにゃぁならんのだよ、素直に書けっつったのは手前ぇだろ…という思いしか無くて不貞腐れて聞いていたら、その態度が気に入らなかったらしく(まぁ大人として当たり前ですな)怒りの炎に油を注いで大変な勢いになっちゃいまして。大火事です。
但し、この考え方は(小学生の癖に小生意気な考え方だっちゅう批判は受けますが)今でも間違ってないと思っています。

****

親権者の役割、っちゅうのは何か。自分が腹から捻り出した“製造物”が判断能力を帯びるまで、指導監督するのがそれだと思います。どう転んで解釈しても、製造物の生殺与奪の権利では無い、絶対に。然るにこの阿呆はどこでどう間違った回線が繋がったのか『この子を殺して私も死ぬ!』となったんですな。こういうゴミクズはすぐにそう云うペシミスティックな感情に囚われて、あたかも選ぶ道はそれしかないとしか思えなくなってしまうタイプが多いんですがね、そういう輩に対してワシの職務上の先輩が非常に明快な回答をされていた。『自殺するんならば、残りの人生を俺に寄越せ。奴隷としてでも何でも使ってやる。だって、死んでるんだろ?』と。

要は『死ぬ、死ぬ』なんて無責任な台詞を吐くならば、だ。それは責任逃れの何物でもない事を知るべきである。死ぬ行為そのものにも責任は発生するんですよ。列車に飛び込んでも、管掌区域の車掌が動員されて『マグロ拾い』に駆り出される。当然ダイヤが乱れて損害賠償。

法律がどうのという輩が多いのでアレだが、法曹を目指す者がいの一番に当たる条文より。

民法総則第709条不法行為 故意又は過失に因りて他人の権利を侵害したる者は、之に因りて生じたる損害を賠償する責に任ず』

の条文に拠る。ズッポリ嵌りますわな。
だから誰かが自殺を仄めかして、実際に死んでしまえば『事前にそう云った事を知らされて、何も手助け出来ず非常に精神的苦痛を被った』と主張すれば賠償金を取れる可能\性もあるワケです。まぁあくまで可能性ですが、訴訟事に巻き込まれる遺族はこりゃ堪ったモンじゃないですな。服毒・首つりでも救急車のお世話になるワケで、今のご時世他人に迷惑掛けることなく死ぬなんざ出来っこ無いんですよ。事情も分からずに何をぬかすと言うなら、人間として最低限やっちゃイカン事の分別がつかん貴様の脳ミソを嗤え。
死ぬと言うならば、死んだ気になってその物事に当たれ、っちゅうのがワシの意見であり親権者の立場でも有ると思う次第。
コレにまつわるワシの生々しいエピソードは有りますが、説明するのもメンドイんで今回はパス。

でも、夜中にふと目が覚めたら母親が枕元に刃物持って立ってたら、そりゃびびるっての。