ノムラと愉快な(以下略

あまりにも楽しそうだったんで、某所より転載。

記者:では、「もう一人のヒーロー」を一場投手に呼んでもらいましょうか。お願いします!
一場:山崎さーん!
記者:もう一人のヒーローは、42号ホームランを放った山崎選手です!(場内大歓声)
記者:今の気持ちをお聞かせ下さい。
山崎:サイコーーーーーーーーーーー!!(満面の笑み)
記者:チームは連敗していました。ホームランへの期待もありました。どのような気持ちで打席に立ちましたか。
山崎:チームが連敗していたので、「何とか勝ちたい」と思ってました。僕も沈みまくってましたので(笑)、ホームランが打ててよかった〜。
記者:42号ホームランを打ったとき、感触はいかがでしたか。
山崎:か?ん?ぺ?き!!(場内大歓声!)
記者:ファンの皆さんの声援も凄かったですね。
山崎:ビジターでは(声援が)少なかったので、この声援のお陰で(ホームランが)打てたのだと思ってます。ありがとうございました!!
記者:打点、ホームラン、共にパ?リーグトップです。
山崎:ありがとうございます。一緒にやってきたライバルがアメリカに帰ったので、僕も名古屋に帰ろうかと思ったのですが(場内爆笑)、やっぱり仙台に帰ってきました。
記者:山崎選手、ファンの期待はもちろん分かってますよね?
山崎:二人で分けるよりも、一人でと思ってます。「1本」と言わず「3本」!区切りよくいきたいです。
記者:そうですね。あと3本で「通算300本塁打」ですね。
山崎:ファンの皆さんの力で、あと「3本」打たせてください! ありがとうございました!

そしてノム米。

野村:まあまあこんなもんかな。

記者:無得点が続いていましたが、痛烈なホームランで(得点しました)。
野村:草野か。草野もマークされるようになってきたな。結構なことだ。

記者:一場が粘りの投球を見せました。
野村:粘りって言うの?担当記者さんたちの評価は?
記者:4回にはリズムよく三振を取ったのですが。
野村:こっちも骨董品に魂込めてがんばっているんだからさ。
一場も一球一球魂を込めてもらいたいよな。一球入魂っていう、素晴らしい日本語があるんだから。
何か、余計なことばかり考えいるんだろうな。

記者:山崎選手が久々のホームランでした。
野村:久々だ。2週間ぶり?これでほぼ決定か。あと一本で単独だ。
10試合で1本なら気楽だろ。ホームランって出ると出るからね。
意識している間は出ないよ。今年の彼は言うこと無いでしょ。
問題は監督だけだよ。選手は良くやっている。
こっちも骨董品に魂込めてさ、72歳の骨董品。魂を注入しないとね。
去年より今年、今年より来年。嗚呼、我が人生に悔いなし。

>以上2つ、http://news21.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1190378621/内より転載。

しかしこのオヤジ、ノリノリである


CS出場の目は、数字の上ではまだあるんだろうけど実質上はかなり難しい。なのにこの和気藹々っぷり。
負け試合の度に壁を蹴り上げる習慣がついた某毛唐とか、エースが1人抜けただけで常勝軍団を一気に近鉄化せしめた某インテリ893な監督とかがこの様子を目の当たりにすれば「闘志が足りない」みたいなコメントをするんだろうか。興味深い。

チーム自体、発足からわずか3年たらずで随分と面子が入れ替わった。
継続的に試合に出てるのは礒部先生とこの山崎ぐらいか。ピッチャーでは一場と有銘。
見方を変えれば、同じチームの一員としてプレーしている期間が12球団で最も短いナインがこれだけの結束とチームの健康を維持してるっていう現実は、NPBにとってすごく有益なデータなのかも知らん。

日本の場合はどうしてもファン側に「おらが球団、おらが選手」という意識が強くて大幅な血の入れ替えに対して抵抗が強い。看板選手であれポカスカ放出して定まらないメジャーなんかでは珍しくも無いんだろうけど。
あんまり面倒見の良さそうじゃない、個人主義的なスタイルの礒部先生と、多分ラジコン仲間同士どちらも中の人が893であろうと思われる山崎と。
任侠と孤高。こういうミスマッチも、良い方向に働いているのかも知れない。

余談ではあるが、田中で勝った時のノム米のデレっぷりは異常。
ああいう、何か達観したような米を聞く度に「ノム、死ぬんじゃね?」と思えて心臓に悪い。
なので逆に一場とか有銘辺りがフルボッコにされた試合のネチネチ米を聞くとホッとしたり。

来年もこんな雰囲気で野球やってくれりゃ、言うことないんですがね。

今宵は此処まで。