先般,嫁さんが気まぐれに帰郷したので数年ぶりに一人AV鑑賞会を開くべく,近所にあるレンタル店に足を運んだ。
なんというか,三年ひと昔,という思いを強くした。知ってる名前がほとんどいねぇ。


唯一見つけたのが松島か○で。しかしそれも,引退記念とか書いてあるんです。そこでぶち切れですよ。じゃあお姉系好きのワシなんぞは一体なにで抜けというのか。これは重大な迫害である。

が,よくよく考え直してみれば引退しようがその引退の理由が寿であろうが,その以前に製作された作品のクオリティ自体にはいささかの変化も生じない訳である。
要は考え方ひとつであり「こんな事してる期間に,将来の伴侶とよろしくやっちゃってたんだよなぁ」「この潤み目線はヲレに向けたもんじゃなくて将来のはn(ry」などなど,どーでもいいサイドストーリーを脳内で付加するからおかしくなるんである。
手に取った作品は家庭教師物。この円盤に刻まれたデータの中では,被写体の私情なんぞどうでもよく,ただひたすらに家庭教師は家庭教師でありそれ以上でも以下でもない。
迷いが吹っ切れたのでしっかりとキープ。


生来,3タイトルまとめて借りるのが俺ルールである。
1作目の取捨選択に際し若さ故の過ちが招く,自分の期待とパッケージ画像の出来映えが織りなす乖離現象に対する,その保険として2作目をチョイスする。しかしその2作目すら新垣のストレート化*1した曉には,その喪失感は形容し難いものとなる。
そこで救世主・ようかんマンではなくて3作目の出番なのである。だから基本的に3作目が陽の目を見ることは少ない。ダブルヘダーは体力的にキツいんである。
しかし今回の鑑賞機会を逃せば,次回はいつになるか解らない。ここは万全を期して3タイトル,キッチリとセレクトすべきだ。

だがしかし。

既にタイトルチョイスという作業を離れて久しい。かつての自分の慧眼を頼りにしていては,それの劣化具合を嘆いてみたところ失われた時間とお小遣いは戻らないのである。そんな,失敗を許されない機会にあって「3タイトルも選べばだいじょうぶだべ」という甘えを助長するような姿勢で良いのだろうか。迷いは身を滅ぼす。ここは戦場だぞ!
失敗は許されない。しかし失敗の発生を是認し,あまつさえ担保するように3タイトルを抑えるなど温すぎる。眼力が衰えた今こそ,もっと自分を追い込んで野生を呼び覚ますべきである。

でも野生が戻ってこなかったらどーしよう。結局,先に選んだ松島さん以外にもう1作だけ借りる事にした。
従来のやり方では1作目:単体 2作目:オムニバス 3作目:企画物 というチョイスが無難な組み合わせであった。反論は受け付けない。しかし今回自らに課したのは2作限定である。

野球に喩えて考えてみる。
チャンスにクリンナップが凡退する事は許されない。なので3,4,5番には三割打者を並べる。しかし可能性としてクリンナップが得点を挙げられないというケースは,もちろんゼロではない。だから6,7番に2割台後半の打者を据える事がセオリーであったりする。

しかしちょっと待ってもらいたい。

2割台後半の打者を据えるより3割バッター据えた方が効率よくね?←鬼才現る。
よって今回,2作目にも単体物をチョイスしてみた。紅音ほ○るのナース物である。


………2作とも大活躍でした。最近のはクオリティ高いね。


本日の名言「どう?看護婦さん上手でしょ」



今宵は此処まで。

*1:大暴投