mixiやってる連中は一定の確率で犯罪に関わっている

という標題のような論調がそろそろ出回っても良いんではないか、と思うんだが。
mixi 犯罪 の検索結果のうち 日本語のページ約 1,470,000 件中 1 - 50 件目
収容しているユーザー数がべらぼうに多く、そりゃそんだけ抱えてりゃ中には罪を犯す奴も出てきておかしくないだろうし、渋谷の一件のように、逆に被害にあってしまうケースも少なからずあるだろうし。
しかし「一定のセキュリティに護られたwwwスペース」という誤解の元に、通常ならば開示するはずのないシークレットな情報までネット上に溜めこんでしまい、有事の際にそれらが根こそぎひっこぬかれて白日の下に晒されるweb2.0万歳。
「出てこなければやられなかったのにっ!(byアムロ・レイ)」ではないが、mixiさえやっていなければ、blogさえやっていなければ少なくともこの速さで顔写真が出回ることはなかったハズで。しかしそういったblogやmixiで晒された「未処理未整頓ではあるが、高品質な個人的情報」が巷説に一定の打撃を与えられるか、といえばやはりそうではない。
今回においてはやれ売春疑惑だ、やれ禁断の恋だ、とゲスの勘繰りに幅を持たせただけである。だったらそんな情報いらねーじゃん、などと思ってしまうワケだが。

事実、mixi上に公開されて
いるからそれが即ち真実である、などという保障はどこにもないんだし軽挙妄動、それを信じてしまうのを良しともできない。
真実である、或いは真実に比類する情報である、と見なすことが出来るまでの精度に情報を格上げするには実地での検証なり裏取りが必要である。しかし、それは市井の我々がおいそれとできる性質のものではない。
結局先述のような情報は、我々市井の人間に対しては不確かである「うわさ」程度の効力しか持ち得ないんである。
つまるところmixiという場は、第三者にとって「本人と思しき人物が、実名であると推測されるハンドルを用いてなんか書いてる」程度のものでしかなかったりする。
じゃぁ2ちゃんねると何が違うのよ、って部分においては「面倒臭せぇ手続きを踏んでからじゃないと見れないほうの2ちゃんねる」って事なのかも。
便所の落書きにどんだけwwwスペースを割きゃあ気が済むんだ、お前らは。
件の事案の本来あるべき「身内間による猟奇的殺人」という問題は「下品な顔と下品な乳を持つおねぇちゃんが、ちょっとアスぺっぽい兄貴に乳と下腹部千切られて
死にました」という記号に置き換わってしまった。置き換えたのは他ならぬmixiである。
なんだかよくわからんが、今後誰に招待されようがmixiには近づくまいと固く心に誓った。

因みに余談ではあるが、GCBのカードトレード用に、と思い先般「モバゲ」のアカウントを取ったんだけども、立ってるトピのあんまりの糞っぷりにおののいてアバターをシャツ一丁で放り投げていたらば、いきなり「死ねよ」というミニメールを頂戴した。何やら非常に想像力逞しい方々がログインされている模様である。
念のため、誰かと間違っていらっしゃるんではないかと思い「はぁ?」と返信しておいたら怒涛のような罵倒メールが返ってきた。
「てめーんちに押しかけてやんよ」などという言葉に、20世紀に再び巡り会えた事に感慨を覚えつつ数度のやり取りを経て証拠を蓄積し、サックリ通報して退会。
SNSってこんなもんなんなんですかね。