【アンタッチャブルが優勝】

年末、幾ら忙しいとはいえ少なくともココは抑えておかないとイカンでしょ、魂的に。
因みにネットで結果を知った状態で録画を見終わった時間が深夜3:00過ぎ。7:30には出社しておきたいという状況下では、確実に死ねる時間帯。
以下、取り敢えず半分魂の抜け掛かった状態での、関西魂を賭けたワシなりの寸評。

  • アンタッチャブル…おめ、なのだが今更感アリアリ。賞を取ってもどのシーンで生かす積もりなんでしょうかね。エンタの神様ネタ2本、という組み合わせが『敢えて』であってこの優勝という結果だったら、凄いどころか神。でも一番強かったのは間違いない。
  • 笑い飯…視聴者、審査員共に「見慣れた」感が漂う中「優勝候補です」で笑いを取ったりしてて抜け目ないよな、とは思ったが如何せん期待>今回のネタだったと。但し同率3位からの転落基準を鑑みると『アンタッチャブルと最終決戦で競り合わせて勝負付けするよりかは、ここで落として次回堂々と…』という政治的配慮があったんかなぁという疑念は湧きますわな。
  • タカアンドトシ…正統派路線なんだから、丸刈りとか衣装で奇をてらう必要性が無いんでは、とコンビのコンセプトを根底からひっくり返すような事を言ってみたり。初見の方はキワモノ路線なのか何なのか視線が定まらない内にネタ終了なのかなぁ、と。勿体ないけども実際パンチが軽かったのも事実。
  • 千鳥…良くも悪くも順当なんでは。
  • 南海キャンディーズ…化けたのかも知れない。優勝でもおかしく無かったんでしょうが、そこまでM−1は軽くない!という格付けが優先したんでしょうかね。つか去年のアンタッチャブルみたく名より実を取って、TV出まくれば良い。絶対オファーはあるハズだし無ければテレビマンは糞。ただ一つ。しずちゃんは恐らく全然空気を読めて無いと思うので、ツッコミの方がどこまで自然に面倒みれるのかが鍵なのかなぁ。つか男の方も『傾奇者』でスベってたし非常に微妙。
  • トータルテンボス…世代を感じるよなぁ、というコンビ。試みも分かるし、作り込んでるよなぁという部分も凄い伝わるんだけどもやはり口調が馴染まない。これは最早修復不可能\なんですが所詮は古い時代の人間がそうである、というだけでこのコンビの優劣には一切関係が無い。その辺を割り引いて見ても、今回は早すぎたっていう気はしますな。つーかネタ順抽選で金メダリストの吉田女史が出てて、今田耕司との掛け合いの中で

『お笑い、結構好きなんですよ』
『へぇ〜。因みにどんなコンビが好きなん?』
『…別に』

という明石家サンタを彷彿とさせるやりとりで、コイツらだけがコケて無かった。基本だろ、ソコは。因みに一番最初にコケたのは笑い飯。鍛えられてますな。

  • ポイズンガールズバンド…コイツらだけは絶対にあり得ない。コイツらが世間に喝采を受ける時代が来るならワシはお笑い番組を一切絶ちます。かつて故・横山やすしが当時のダウンタウンを評して『その辺のチンピラの立ち話やんけ!』と言ったが、コイツらはチンピラ以下。中日、中日と連呼するんなら少なくとも野口とか渡辺とか井端ぐらいには触れてやれよ。そこまで突っ込まないんだったら中日って言うな。浅すぎる。ものすごい勢いで却下。
  • 東京ダイナマイト…キャラの設定があって、向かって左の方は常時口元をゆがめてたんでしょうが、初見の人間にはイマイチ伝わらなかった。間違いなく冒頭の日本刀は蛇足。ある意味空気が一気に変わった。
  • 麒麟…すごい成長したんだな。全然買って無かったけど、決勝で見せたネタはネタ自体に対する味付けが良かったように思った。『頑張れ俺達』みたいなのが頻繁に出せるようなら、来年の期待株。

以上、ど素人ながら。