乳首とヌードとセミヌード

非常に立腹している。
看板に偽りアリである。
何がと言われると何だか微妙モニョってしまいそうになるんですが、以下の記事。
【 岩崎恭子、金メダルヌード写真集…来月下旬発売へ 】

女子競泳で金メダルを獲得した岩崎恭子さん(26、写真)のセミヌード写真集が来月下旬に発売されることが29日、分かった。

岩崎恭子さんのセミヌード写真集
セミヌード写真集
セミヌード写真集
セミヌード写真集

…。
てんめぇこの野郎!詐欺だろ、詐欺。見出しで『ヌード』って言ってたじゃんか!お父さんの嘘つきっ!

諸君!一握りの《ヌード》という文字に膨れ上がる期待を抱いて20余年、セミヌードという見出しと現実の乖離に、我々は何度踏みにじられたか!
我々の掲げる「乳首を晒して初めてヌードと言えボケ」と要求する戦いを神が見捨てるはずはない!
諸君らが愛してくれた「セミヌードとは言えど、先っちょくらいは出すんじゃね?」という幻想は死んだ。何故だ!?

『坊やだからさ』

_│ ̄│○


…いかにロリ属性を醸し出しているとはいえ、26歳である。最近エロくなったよなぁ、という印象を強くした矢先の報道で、少々先走り過ぎたワシがイカンのでしょうが。
しかし、今や背中を晒しただけでも適用されるこの「セミヌード」という言葉の持つこの多義性ってどうよ。何が悲しゅうて、普段丸出しの水泳選手の背中を金払って見にゃならんのだ。

1997年に第64回日本ダービーを、皐月賞馬でありながら人気薄だったサニーブライアン号に騎乗して勝利の栄冠に輝いた大西ジョッキーは、レース後のインタビューで「1番人気は要らない。1着が欲しかった」と語った。その言葉を借りれば「ヘアは要らない。乳首が欲しかった」という事である。まるっと裸を見せる必要は無いので、チラッとだけでも乳首見せる方向で検討しては頂けんものか。乳首が無ければ、寧ろコチラの記事の方が衝撃的であると言えよう。(→http://akiba.ascii24.com/akiba/idol/event/2004/11/28/652804-000.html

加藤夏希、いい目をしているな。気に入った。(ランバ=ラル?)

ここで、先ほどの本文に気になる文言を発見。

胸を手で隠しただけの“手ブラ”ショットなど、限界に挑戦したカット満載のセミヌード写真集となりそうだ。

…。
見事だな!
しかし坊主、自分の力で勝ったのではないぞ!
その“手ブラ”ショットの性能のおかげだということを忘れるな!
(買うのかよ)

****

乳首、乳首とうるさいBLOGですが今後『セミヌード』という言葉に惑わされないように、ここで少し掘り下げてみます。こういうケースは【google先生】よりも【ウィキペディア博士】の方が詳しい。取り敢えず聴いてみる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8C%E3%83%BC%E3%83%89

ヌード写真(- しゃしん)とは、老若男女を問わず、人間の裸体(の一部)を撮った写真作品。全裸でない場合には、セミ・ヌードと呼ばれることもある。

と、意外や意外。別に乳首の有無に関わりなく全裸でなければセミヌードと呼んでいいのだそうだ。だったら、セミヌードと呼ばれるには最小限皮膚の何%を晒せば良いのか、という疑問が湧いてくる。つーかそんな基準があるのかどうか知らんけど。
異性を見る時に、ついドキッとしてしまう瞬間を考えてみる。それはやはり胸元なり太股なり腰なり臀\部なり、常態ではあまりお目にかかれない部位を視野に収めた時であろうか。しかし、うなじを晒しただけでセミヌードと言われては『運用上としてのセミヌードの定義』として、運用者である我々は著しい不利益を被ってしまう。個人的には、ビキニ以上乳首未満を『セミヌード』と位置づけることで非常に得心がいくんですよな。以下、ワシなりの判定基準。

  • 乳首無し、谷間・半ケツ有り→◎セミヌード ×ヌード
  • 乳首無し、谷間等無し、何となくシャワーシーン有り→△セミヌード ×ヌード
  • 乳首無し、ひょっとしてこれ乳輪!?→◎セミヌード △ヌード
  • 乳首無し、乳輪有り→お宝写真
    • 被写体が現役アイドル等、普段の露出が抑えられている場合に限る
    • イエローキャブ所属はギリギリで適用
    • ワンギャルクラスの「セミヌード」条項適用は売名行為とみなす

かなりスッキリしました。因みに乳首×12回、乳輪×2回。ここはエロブログではありません。


今宵は此処まで。