キャッチ見出しと想像力

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昔、大阪は桜橋にある某新聞社の編集局に、アルバイトでお世話になった事がある。だからって訳では無いが、見出しやテロップの誤字脱字は人一倍気になる方である。
上に列記したのは、ZAKZAKの見出しであるが、秀逸である。個人的にはAERAの見出しも好きだ(多少オヤジ臭さはあるけれど)。

見出しの命は『いかに人目を引くか』であるが、世間で起こる事件は常に耳目を傾けるに足るモノでは無い。そこを読者に『如何に面白く読ませるか』が重要なワケである。この見出しをつけるのは【整理記者】と呼ばれる人々であるが、極端に変わり者が多い。
今あるモノを如何に面白く出来るか。今あるモノに不満を申し出て改善するのもやりがいのある作業ではあるが、想像力を働かせて『それなりに楽しむ知恵』を捻るのも、また面白い。