*[過去]過去ログ(9)

こんにちは。『小沢昭一の小沢昭一的こころ』の時間ですが、収録したテープを紛失致しましたため、臨時で『尉遅皇の尉遅的こころ』を急遽放送致します。まずはお便りから。富山県在住のラジオネーム『孫策大好きっ子』さんから頂きました。

【いつも楽しく拝見させて頂いとるがいちゃ。ところで、きんの・おとといに同じような内容の話題が尉遅サンと私のHP上でもあったがいとがいちゃ。これは一体どうなっとるんけ?】

臨時番組に“いつも楽しく…”は無いと思いますが、これ以上話題が被ると『パクリ疑惑』が巻き起こってしまいますね…。

という訳で長い前振りでした(笑)。まぁ広末・パケ割は三国志とは密接な繋がりを持つ話題なので、被ることはあるのでしょうが二日連続はねぇ。って事で被らないように彼のサイトをチェックした後で更新。

昨夜にコインランドリーへ洗濯物を乾かしに行く前にダイエーの大越が写っていて『おっ、珍しいねぇ』と思ってましたがそのまま外出してしまい、何故か気になったのでネットカフェで検索掛けてみたら、どうやら任意引退してたみたい。

このくらいの時期には来る選手、去る選手が出て来るのは必定なんでしょうが、応援してる選手が去るのは、他球団のファンであっても何とも寂しいものです。特に今年は、ヤクルトの伊藤智仁選手も任意引退されました。往年の『ドクター0』時代を知るファンにとってはあの光速スライダーがいつしか最速110km/hの「普通のボール」に変わっている様は正視に耐えない部分があるのでは無いでしょうか。ワシなぞはカーロス・リベラが廃人になった体で矢吹丈にジャブを繰り出すシーンと重ね合わせて沈痛な気持ちになってしまいました。一部には“野村が、高野とセットで潰しやがった”とか“あの体躯であのフォームじゃぁ壊れて当然”なんて意見もあるでしょうが、個人的には酷使に耐えきれるトレーニングを積んでいなかったんだろうかな…と。

中日の左腕エース・今中が同じような末路をたどりましたが、本人の口から“成績に慢心して体の手入れを怠った…”と悔しそうな述懐がありました。幾ら超の付く一流選手とはいえ、体調管理と謙虚さは必要。
中島敦の『山月記』の一節を引用すれば

   己の珠に非ざることを惧れるがゆえに
   あえて刻苦して磨こうともせず
   また己の球なるべきを半ば信ずるがゆえに
   碌々として瓦に伍することを潔しとしなかった。


ま、後半の部分は当て嵌まらないにせよ、奢りは人を潰すって事で。いやぁ、読み直すと随所に説教オヤジ臭さがにじみ出てますなぁ。
( ゜Д゜)カレイシュウガシテル?!