年始に起きたこと

親戚一同で,麻雀をやろうという話になった。東京に転勤して以来牌を握ることも少なくなり,手積みでは牌が手に付かなかったらみっともないな,とは思ったが断る理由も無かったので取りあえず参加。
つーか高校生辺りの,理論詰め込み型・気合いツモ系は手強い。実戦経験が無い分,スジカベ頼りにガンガン通してくる。しかも自分のツモ筋にネガティブなイメージもないから,多面チャンのテンパイならブンブンでリーチ。しかもツモる。さらに裏乗ったりして親満とか言ってるんです。もうね、天才かと。
こちとら必死に食いチャンタ,三色で凌いでヤバげに感じたら即オリ。で,手元はテンパらないのに頭はテンパってるとかいう情けない状況。
そこへ,考える余裕を与えないためなのか何なのか知らんが「二索を続けて切った時の最終形」についてあーだこうだ聞いてくる。うるせー、こっちゃリャンカンの処理順でそれどころじゃねーんだよ。
なんとか半荘をフリコミ無し,小上がり2回にテンパイ数度の3万点ちょいで収める。…え?フリコミ無しってこんなに簡単だっけか?ひょっとして心眼アムロの効果がリアルで出たんだろうか。
とかなんとか思いながら,帰宅して撮り貯めた番組の中から「われめDEポン」をチョイス。観てて思った。そうそう,はなわの打ち筋がまさに私であるんですよ。
相手の手が早いときに,内側の脂っこいところをネチネチとカンターで持っててヒーヒー言ってたり,挙げ句には大三元テンパイを崩してオリてみたり。
まぁ言わば日和に日和った打ち筋なんですよ。それが初面子とはいえ半荘をノーフリコミ。なんと華麗な。

相性っつうのは,あるもんだなぁと思った。もちろん親戚からカッぱぐつもりは毛頭ないけれど。