魔女のスクツ(←なぜか変換できない)に行ってきましたよ

毎度毎度の面子ではあるが、id:mongkangの中の人と赤い人、そして新顔1名の計4名。向かうは魔女のスクツ(←なぜかしつこい)。
ぶっちゃけてしまえば、魔女コスプレのおねぇちゃん方が酒を運んで来るってだけなんですが。
一応、コンセプトとしては「魔女がいっぱいいる、RPG的な酒場」であると。ってことはここで酒飲んでる連中はみんなパーティ組んでるって事で、じゃあワシら遊び人4人か。使えねー。などという会話もありながら、結局は先般観戦した日ハムvs楽天戦を撮影した写真観てやいのやいの騒いでいた。
武田久の球持ち長ぇな、おい。つか山本のアーム投法ひでぇ。岡島売って岡島を買ったハムのフロント、アホすぎじゃね?

まぁ、わざわざ魔女バーでする会話ではない。
しかし我々3人の野球バカ+ジゴロ1人が心地よく

ベイスターズのサードといえば石井琢郎の1択」
「いや進藤だろ」
「田代?」
「それ大洋」
「田代ってサードやってた?」
「いや。オバQやってた」

というウイットに富みまくっただ会話をしているカンチャンを目がけて
「あー!アタシ野球知ってる!! 11人でやるんでしょ!?」
というドジっ娘属性で無理矢理ネジこんでくるもんだから
「そうだね。ランナーコーチ入れて11人だね。」
という心温まる会話を交わす事となる。いやぁ、あまりのハートウォーミングなくだりに、思い出しても涙が出る。セリフがパッション屋良のツカみネタっぽく見えるのは気のせいだと思います。

汚名返上とばかりに「あのね、あのね!」と来た時には、話題はすでに

「日ハムって代々左腕のエースって少なくね?」
「木田がいんだろ!」
「1年だけでエースって言わん」
「柴田は?」
「西崎、津野を追い越した事ねーだろ」
「じゃぁ角で」

という激論を交わしていた最中であった為、何を言い出してきたのか全く以て記憶に無い。

そうこうしている内に話題が

「初めて行った球場は?」
「俺、藤井寺
「札幌円山球場
平塚球場…?」
「おタク、シブいねぇ〜」

という風にシフトしていく最中、またもや別の魔女が隣席のオーダーを間違えて持ってくる。どんだけドジっ娘推しなのか、この店は。
因みにこの店、各魔女特製のオリジナルカクテルというものが存在する。これはマメ知識でありムダ知識である。
1人、飛び抜けて可愛いお姉ちゃ…魔女がいたので、飲みの終盤は全員がそのお姉…魔女のオリジナルカクテルばっかり頼んでいたのは必然の流れである。断じてチャームをかけられたワケではない。

結局、なんだかんだで7:00の入店から閉店まで飲み続けてしまう。
しかし閉店間際には店内が全席満員になっており、あらためてこういったコンセプトバーに対する市場の枯渇度というか、人口の多さに驚いた。id:mongkang氏の「東京はね、こういう人口密度が異常に高いんですよ」という一言が味わい深い。
客の中には団塊世代っぽいパーティ…いや団体もおり、どこでどうなってココにたどり着いてしまったのか非常に興味が湧いた。この男性も帰宅すれば嫁と「今日はどこで飲んだの?」「ん……バー。」という会話を交わすのだろうか。
ある意味、勇者のパーティである。

野郎同士での会話が盛り上がり、結構な勢いでオーダーを飛ばしまくったからであろうか。会計伝票は我々の予想のはるか斜め上を通過していた。最後の最後にドデカい魔法を残していた模様で、我々の財布にメテオストライクである。
醒めない夢はない。解けない魔法はない。そう言い聞かせて帰路についたワケだが、どういう事だか魔法で軽くなった財布は、日が明けてもその重量を取り戻すことはなかったんである。

【教訓】
風営法の許可を取っていないバーは、お姉ちゃんを客の横に座らせるとお縄になるらしい。